厳選の総合情報

●4●和泉屋厳選スペイン白ワイン4本セット ■ ア・コロア [2014] アデガス・ア・コロア 【スペイン/D.O.バルデオラス・白】 葡萄品種 ゴデージョ ア・コロア、ア・ルアに拠を構える小規模のボデガで ゴデージョだけをつくるスペシャリストです。

ロペス・ビセンテが両親から受け継いだ葡萄畑を残すため 義兄のロベルトとともに2002年に一族の古いボデガを改築し 創業しました。

発酵前に葡萄を入れたタンクにドライアイスを投入する 低温マセラシオン方式を採用、フレッシュで果実味溢れる ワインとなります。

現在は有機栽培を進めており、将来はオーガニック認定を目指します。

熟した果物（りんご、洋ナシ、メロン）や草花の香り、 ゴデージョ種の特徴であるウイキョウ（フェンネル）の匂い。

奥の深い味わいで、かつ非常に爽やかで均等が取れています。

熟した果物の香りが口いっぱいに広がり、 さらに野花やバルサムなどの香りが微かに感じられる。

酸味があるがほど良く、まろやかな口当たり。

喉の方でわずかに苦味が感じられますが、 これは、ゴデージョ品種の特徴で、ワインに深みを与えています。

品種の特徴である複雑さと上品さを上手に表現したワインです。

■ バグエラ [2014] アルバール・デ・ディオス 【スペイン/トロ・白】 葡萄品種 アルビーリョ、モスカテル、他 カスティーリャ・イ・レオン州トロの生産者アルバール・デ・ディオスは ヌマンシアなど、有名ボデガに葡萄を納めている栽培家の息子さんで、 まだ20代。

そしてその素晴らしい葡萄の中から標高900mの高地の畑にある、 彼のお気に入りの葡萄で造ったワインです。

複数のアルビーリョの亜種に少量のモスカテルで造られる非常に 珍しい白ワイン。

バグエラとはサモラ地方の谷にある畑の総称です。

全体的になんとな〜く不透明でとよ〜んとしていて、それがなんだか 美味しそうな外観。

抜栓したては、リンゴのコンポート、クチナシや月下香などの 白い花のニュアンスがあって、高級感が漂います。

空気と混ぜると、石・潮のミネラル香が一瞬香り、アンズやハスの 花などのオリエンタルなうっとりする芳香に変化。

カリンの酸と果実味、塩分を感じるくらいのミネラル感に溢れています。

ボディがしっかりあり、よ〜く冷やしても「とろみ」を感じる食感が なんともいえない飲み心地です。

■ ラウス・フロール・ド・シャルドネ [2015] ラウス 【スペイン/D.O.ソモンターノ・白】 葡萄品種 シャルドネ 2002年創業、ボデガス・ラウスは実業家ルイス・ソサヤ氏と D.O.ソモンターノの委員長を務めるマリアノ・ベロス氏が 中心地バルバストロの近くに創業しました。

ラテン語で『賞賛』を意味する『Laus』からその名をつけ、最も 重要視するテロワールに敬意を払い、最高のワインをつくることを 信条としています。

ボデガス・ラウスの誇りである標高の高いパチマニャ畑に 植えられているシャルドネを使用。

収穫を夜間機会収穫を行い、 葡萄がボデガに到着するまでの劣化を防ぎます。

ラ・フローラルと呼ばれる一番搾りのマストのみを使用し造られます。

ステンレスタンク発酵・熟成だが一部の葡萄はフレンチオーク樽で 2ヶ月熟成後、ブレンドされます。

やや緑がかった淡いレモンイエロー。

トロピカルフルーツや洋梨、 レモンピールなどの香り。

酸が綺麗でフレッシュ感のある味わい。

丸い豊かさも感じます。

ダシをきかせた煮物とも◎なので、和食とも好相性。

■ キンセ・ロウレス [2016] エスペルト 【スペイン/D.O.エンポルダ・白】 葡萄品種 ガルナッチャ・ブランカ 、ガルナッチャ・グリ セラー・エスペルトは、フランスの国境近く、バルセロナの 北東D.O.エンポルダにあるワイナリーです。

15本の樫の木』という意味のキンセ・ロウレス。

セラー・エスペルトの上級キュヴェの白ワイン。

黄色味がかった 淡いグリーンの色調の白ワイン。

パワフルな香りが広がります。

ワインの個性を見事に表現している優しい木の香り、カカオや バニラの柔らかいアロマが続きます。

後味はドライフルーツのニュアンスです。

甘く完熟した新鮮な フルーツの酸のバランスのとれた味わいが楽しめます。

ミシュランガイド（スペイン）で7軒目の3つ星レストランとなった ジローナのエル・セジェール・デ・カン・ロカに常時オンリストしています。

セラー・エスペルトのワインは食中酒としての活躍ぶりは驚きます。

ソムリエさんよりもシェフに気に入られることがよくわかります。

魚介類はもちろん、白系肉料理にも活躍できる応用範囲の 広い上質の白ワインだと思います。